相続した不動産 どうしたらいい?

2026年08月06日

相続した不動産、どうしたらいい?

 

はじめに

 

相続した不動産を前にして、

 

「売った方がいいのかな?」

「貸した方がいいのかな?」

「とりあえず持っておけばいいのかな?」

 

そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。

 

実は、この答えは不動産やご家族の状況によって大きく変わります。

 

今回は、代表的な3つの選択肢をご紹介します。

 

① 売却する

 

メリット

 

固定資産税や維持管理の負担がなくなる

現金化できる

相続人同士で分けやすい

空き家リスクを減らせる

 

デメリット

 

一度売ると手元には戻らない

思い出のある家を手放すことになる

市場環境によって価格が変わる

 

向いているケース

 

遠方に住んでいる

利用予定がない

維持費が負担になっている

相続人が複数いる

 

※売却をする場合、諸費用が発生しますし、譲渡税等が

掛かるケースもあるので、手残りがどれぐらい残りそうか

シミュレーションをする事も大切。

 

② 賃貸として活用する

 

メリット

 

家賃収入が期待できる

資産を残せる

将来ご自身やご家族が利用できる可能性がある

 

デメリット

 

リフォーム費用がかかることがある

空室や修繕のリスクがある

管理の手間がかかる

 

向いているケース

 

駅に近い

需要があるエリア

建物の状態が比較的良い

お子さんが将来使用する可能性が高い方。

 

賃貸の場合もおおよその改装費とおおよそ賃料が

どれぐらいになるかシミュレーションをする事も大切。

 

③ 一旦はそのまま保有する

 

メリット

 

すぐに判断しなくてもよい

将来利用する可能性を残せる

 

デメリット

 

固定資産税がかかる

空き家管理が必要

建物は年々老朽化する

後で売却をした場合に特例が使えない可能性もある。

 

向いているケース

 

将来住む予定がある

ご家族でまだ結論が出ていない

売却時期を見極めたい

今答えを出しにくい方。

 

大切なのは「物件によっても所有者様によっても答えが違う」ということ

 

例えば、

 

駅から徒歩5分の家

築30年の戸建

広い土地

駐車場が取れる土地

市街化調整区域の土地

 

では、同じ相続でも選択肢は大きく変わります。

 

さらに、

 

売却費用をお子さんの学費に充てたい。

お子さんが将来住む予定。

家賃収入を将来の収入の足しにしたい。

自宅を所有していて、引っ越しを考えていない。

自宅を所有しているが、設備が古いので、改装も考えている。

相続した家に住んだ事が無いので、思い入れがない。

 

ご家族構成や将来の生活設計、相続した方のお気持ちによっても

答えは変わってきます。

 

最後に

 

相続した不動産は、多くの方にとって人生で何度も経験することではありません。

 

だからこそ、焦って結論を出す必要はありません。

 

まずは今の状況を整理し、「売る」「貸す」「保有する」のどれがご自身やご家族に合っているのかを一緒に考えることが大切です。

 

「まだどうするか決めていない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

 

次回からは実際にあった相談を通じてお話させて頂きます。